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「朽ちるものこそ、研ぎ澄まされる」
96KURo-designは、黒を基調に、侘び寂びと日本の美学を現代に再構築するブランド。我々のコンセプトは日本の美学が生まれた過去にあります。
ブランドロゴに掲げた“rot2n edges”とは、朽ちる鋭さを意味する造語。語源は2「to」を挿入することで朽ちることから鋭さへと向かうという時の摩耗で削ぎ落とされた末に現れる本ただ古びることではなく、時の摩耗や風化によって余計なものが削ぎ落とされ、最後に残る“本質の輪郭を意味します。それは、朽ちることでこそ際立つ静かな鋭さ。表面が削がれ、むき出しになったエッジには、流行ではなく時間そのものが刻まれています。
ロゴ上部の「96」は、ミニマルな構成の中に、“終わり”を象徴する「9」と、“調和と再生”を表す「6」を対に置くことで、陰陽・循環・輪廻といった東洋的思想を宿します。削ぎ落とし、手放し、そして整える。そうした循環が、美を鋭く浮かび上がらせるのです。
ロゴ下部のシンボルは、日本建築に見る「間」や、伝統的な「家紋」の幾何学美を継承しながら再構築されたデザイン。交差と余白が織りなす緊張と静寂が、96KURo-designの佇まいを語ります。
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