
固定概念を打ち破り、明日あなたが踏み出す未知の一歩目に。
江戸から続く日本の伝統の灯を。
奈良県の職人が一つ一つ 丁寧に作りあげた雪駄には
未踏の地を乗り越える力を与えてくれる。
MANUFACTURING
製造過程
KURo Settaは、履き物の聖地・奈良県で熟練の職人たちによって一つ一つ丁寧に手作業で作り上げられています。その製造工程は大きく「鼻緒」「天板」「底」の三部門に分かれ、全てにおいて高い技術とこだわりが込められています。
まず、鼻緒部分。親指と人差し指で挟むことによって足と雪駄を一体化させるこの部分は、履き込むほどに足に馴染む特性があります。長時間履いても擦れにくいよう、職人の手作業で丁寧に仕上げることで、足に優しくフィットし、履き心地が向上。さらに、鼻緒を使用することで、土踏まずの形成や姿勢の改善、足圧の分布にも良い影響を与えると言われています。
次に、天板。ここでは牛革を使用し、足の形に合わせて自然に馴染んでいきます。従来の畳や竹といった素材に比べ、革特有のしなやかさが履き心地を一層引き立て、どんな足にも心地よくフィットします。
そして底部分。EVAソールを採用し、水や汚れに強く、軽量で疲れにくい設計です。滑りにくく歩きやすいだけでなく、長時間の使用でも快適さが続きます。
これら全ての工程を経て、職人の手で慎重にすり合わせ、完璧な一足が完成します。KURo Settaは、精緻な技術と素材へのこだわりが詰まった、まさに職人技の結晶です。

MATERIAL
素材

鼻緒 牛革、日本製ちりめん生地、デニム
台 牛革、デニム
ソール EVA
先つぼ ハイミロン(柔らかい短起毛生地)
KURo Settaに使用されている革では、牛革を使用しており、植物の渋にも含まれる成分のタンニンを使って牛の原皮を鞣し、型押しなどの表面加工をほとんど施さずに仕上げた革。又漆黒、月白で使用する牛革は、ヨーロッパの超微粒子顔料を使用することにより、透明感があるにも関わらず、色落ち、色褪せがしにくい仕上げとなっており、柔らかい風合い・手触りが特徴です。
ひと目で本革と分かるナチュラルな風合い、高い上質感と風格、素朴な匂いやなめらかな手触りが特徴。
またKURo SettaはThinking Leather Actionに賛同しており、皮を無駄なく革製品として活用していくことを目指しています。
HOW TO WEAR
履き方
伝統的な履き方の基本はかかとを少し(1〜3cm)出して、指先だけで花緒を軽く引っ掛ける程度で履きます。現代的に履きたい場合は、先緒まで指股を深く入れて履きます。
足を入れるときは、花緒がよじれない様に気をつけてください。雪駄は一度履くとその人の足の癖がつきますので、最初の足入れが肝心です。
また雪駄が汚れた場合、水またはぬるま湯で雑巾等を硬く絞り、汚れた個所を軽く叩くようにしてください。底は強固な接着剤で貼り付けておりますが、決して水の中に入れることはしないでください。底剥がれの原因になります。

SETTA SIZE
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※メンズ レディース兼用サイズ
Thinking Leather Action
TLA (Thinking Leather Action) は、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が2021年に立ち上げたワーキンググループです。
革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。
革製品を使うと脱炭素につながります。
牛の皮は、なんと日本だけでも1年間に100万頭分の食肉として消費されてます。
もし、活用しないと無駄に産廃・廃棄され相当な二酸化炭素が排出されます。
革をより良い革製品として二次活用することは、脱炭素につながります。
実はエコでサステナブルなサイクルなんです。
TLAでは、サステナビリティへの関心が高まる中で、革が環境に配慮した製品であること、長く使える優れた素材であること等を発信していく取り組みことです。
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