ORINO TABI 美濃和紙靴下
「纏う和紙、美しき足元の哲学」
美濃の伝統と現代の機能美が融合した、唯一無二の足袋靴下。
素材には千年の歴史を誇る「美濃和紙」を採用し、日本古来の知恵と技術によって生まれたこの和紙は、驚くほど軽やかで通気性に優れ、さらに天然の抗菌・消臭効果を併せ持ちます。長時間の着用でも不快な蒸れや匂いを抑え、常に足元を清潔かつ快適に保つ逸品。
さらに、撚糸(ねんし)の技術によって、和紙の繊維をより強くしなやかに。撚糸とは、複数の糸を撚り合わせることで、耐久性と柔軟性を高める製法です。これにより、足袋靴下としてのフィット感と着心地が格段に向上し、足の形に自然に寄り添い、動きに合わせてしなやかに追従することが可能です。
縫い目を極限まで排したシームレス設計は、まるで第二の肌のような一体感を実現しました。履いた瞬間から足全体に吸い付くような快適さを感じられ、靴との摩擦を軽減し、長時間の歩行や立ち仕事にも対応できます。
見た目にも洗練されたミニマルな佇まい。伝統を纏いながらも、都会的なライフスタイルにも溶け込むデザイン。
足元から整える、そんな心地よい一日を。



製造過程
美濃和紙を使用した足袋靴下は、以下の精緻な製造過程を経て作られます。
まず、合糸を一本ずつ丁寧に合わせ、ボビンに巻き取ります。これにより、耐久性と機能性に優れた糸が完成し、製品全体に美しい雰囲気が宿ります。次に、作成したボビンをセットし、高速回転させて撚りをかけ、上の紙管に巻き取ります。日本の特殊技術を活用し、一本の糸から製造することで、縫い目のないシームレスな製品が可能になります。
その後、完成した糸を特殊な真空スチームで縮め、素材に独特の風合いを与えます。最終工程では、糸のほつれが出ないように手作業で一足一足丁寧に縫い合わせ、アイロンで生地を整えて完成です。この精密な工程を通じて、最高の品質を誇る美濃和紙の足袋靴下が完成します。
日本有数の撚糸技術
撚糸(ねんし)とは、複数の繊維を撚り合わせて一本の糸に仕上げる、日本古来の精緻な技術です。撚りの角度や回数を微細に調整することで、糸そのものに独自の強度、光沢、しなやかさを宿し、手触りや風合いに深みを与えます。中でも一本の糸から丁寧に仕立て上げる撚糸技術は、無駄を省き、素材本来の美しさを極限まで引き出すため、非常に高品質とされます。その糸は、ただの素材にとどまらず、使うほどに味わいを深め、持ち主と共に育つ存在となるのです。私たちのブランドは、この日本有数の撚糸技術に敬意を払い、一つひとつの製品に“本物”を纏わせます。量産品にはない、心地よい重みと品格をぜひ手に取ってご体感ください。